パリの魅力について考える
パリの魅力はどこにあるのか?
すくなくともフランス人自身にはそれほど魅力はないかもしれない。
別に感じいいわけでもないし、愛想いいわけでもないし・・・
ただ、ああいう風に呑気にノンビリ生きてるのはいいなぁと思う。
パリの魅力はこの街並みだろうか・・・
この風景を維持するのは並大抵の努力ではないだろう。
100年くらい殆んど風景が変わっていないのでは?もちろんマイナーチェンジはあるけど。
計画的な都市。東京とは正反対。計画性ゼロの無防備都市。
だから、新しいものと古いものが利便性のもとに融合。美意識ゼロの美意識か・・・
パリはいわば糞詰まりの便秘状態。
百年休まずにちっくたっくちっくたっく・・・
おじいさんと一緒にムクムクもっこりもっこり、
今はもう動かないおじいさんのイチモツ。
西洋人がオリエンタルやらエキゾチックにあこがれるように、
僕らはパリに憧れる。
結局、憧れたイメージそのままにパリ生活をできれば幸せで、
イメージが崩壊した人は恨み言。
心地良いイメージに溺れないで、イメージの向こう側にあるパリの顔を
冷徹な眼で眺めてみたいもんです。
ああ、無常